日本各地で同胞青年たちが行なっている朝青運動「セシデ開拓24」!
新時代を切り拓こうとまい進する同胞青年たちの活動を紹介します!
ここでは、ピックアップされた朝青活動について、より詳しく
インタビュー形式でご紹介します!
島根でカマすサマタニエン
~今こそハッセンフェ~
Q1. 今回の「タイトル」には、どのような意味がこめられていますか?
朝青広島で推進中の「カマスプロジェクト」にちなんでタイトルを決めました。タイトルで一番大事なのは「学生会」の部分ですね。毎回サマスは楽しんでも学生会の活動にまで繋がらない事が多いという傾向から、今回のサマスでは学生会の活動がとても大事だということに気付いて貰おうと、タイトルから学生会活動を意識できるようにしてみました。

Q2. イベントのため、どのような準備を行ないましたか?
一昨年までは、中四国と言っても活発なのは8県中3県くらいだけでした。そこで去年からは、8県全てで学生会活動を活性化しようと目標を立て、自分の地域だけではなく他県との連携を深めていくことに力を注いできました。
その結果今まで出会えていなかった学生たちと出会え、島根や鳥取からも参加しました。今回の動員活動を通じて、各県の連携が強化されたことによって得られた成果が大きかったです。
Q3. 今回のサマスで特にこだわった企画はありますか?また、そのこだわりも聞かせてください。

今回のサマスの目玉は班対抗で行なった「プリランド」です。プリは根っこという意味で、自分たちの根本である民族の文化に触れながら2つの班が競い合う企画です。
チャンゴ、ムルプシルム(片足相撲)、サンモ、クェンガリの4項目でお題を出してクリアするとスタンプが貰えます。例えばチャンゴならアンタンチャンダンを間違えずに叩けるかとか、サンモなら右回り左回りどちらも出来たかっていう感じですね。難易度の高いお題をクリアすれば、その分多くスタンプが貰えます。
初参加の学生も多かったので、班対抗にしたのは正解でした。そこで団結力も高まり、みんな積極的になりました。民族文化に初めて触れる子が多かったのでとても感動していました。

Q4. 参加者の反応はどうでしたか?
消極的な子も多かったのですが、企画を通じてみんなが打ち解けたこともありキャンプファイヤーの後の青年の主張では全員が一言ずつ発言もしてくれました。
サマスを行なうにあたって、朝鮮学校に通ったことがある子とない子で差がでないように工夫しているのですが、そうする事でお互いに自分たちの辛かった経験などを自然と告白できる環境づくりができたと思います。その過程で民族の誇りを感じることができるのは学生会の活動だと学生たち自身が気付いてくれたので、今回のサマスは大成功だったと思っています。

Q5. 今後も続くサマスですが、最後に他の地域にぜひ共有したい「やってよかった経験」や「やっておけばよかった教訓」などがあればお聞かせください。
当日は青商会が主催する小学生を対象としたイベントの「ピカミレキャンプ」と同じ日程で行なったのですが、そうすることによって「兄弟が行くなら一緒に行く」というように他の団体と一緒にイベントを開催するのも良いきっかけになるんじゃないかと思いました。
中高生だけでなく小学生との繋がりも深まり、今後の学生会活動をより活性化させるうえで重要なきっかけになったと思います。
また、今回のサマスの座談会で通信教育「ナルゲ」の話を聞いて、人が少なく学生会活動自体が難しいと思っている地域でも場所や条件を理由に諦めてはいけないと感じました。オンラインなどを利用してウリマルの勉強ができるという話を聞いて学生たちもとても喜んでいたので、自分たちにも何かできないか模索中です。
学生会活動が朝青や地域の同胞と繋がる大きなきっかけになるので、今後ももっと地域との連携を深めていこうと思っていますし、そういう繋がりを大事にすることが本当に重要だと感じました。


朝青運動「セシデ開拓24」ってどんな運動?

「セシデ開拓24」とは?
朝青24期の間に総聯第24回全体大会の決定を貫徹するため1日24時間まい進し、繁栄する祖国とともに同胞たちの尊厳と幸せを勝ち取り、輝く未来が広がる新時代を、同胞青年たちとともに開拓する意思が込められている。

運動の目的


朝青をより主体的な海外同胞組織に強化し、在日朝鮮人運動の先鋒隊として全面的復興への跳躍台を作ろう!
活動内容とエリアを大胆に拡大。各本部、支部、班を盤石にし、運動の熱意で溢れる活動拠点に!
*月1回の委員会を正常運営

運動の基準
*月1回の会議時学習を実施
*同胞青年宅を100%訪問
*月1回朝青員宅を100%訪問、連携
*3つの課業を達成
*朝青員の40%が運動に参与




3つの課業
新時代を開拓するための活動
ー 祖国統一運動を盛り上げる活動
ー 朝・日国交正常化を促進する活動
民族教育の固守発展に貢献する活動
ー ウリハッキョの子どもたちのための活動
ー 民族教育権を擁護・固守する活動
同胞大一主義を具現する活動
ー 同胞たちを助ける「朝青奉仕隊」活動
ー 同胞青年学生同士をつなげる活動

運動の段階
決起段階:2月16日~4月14日
「具体的な計画を立て運動に総決起しよう!」
第1段階:4月15日~8月28日
「3つの課業を各1つはクリアし運動を盛り上げよう!」
第2段階:9月9日~12月17日
「競争心を持って皆が明白な成果を上げよう!」