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民族性固守活動を通して
民族性を育んだ経験

​朝青京都・西陣支部

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経験概要

自身の民族に触れる機会が少なくなっている中、地域の拠点である支部が民族性溢れる様々な活動を行うことで幅広い同胞青年たちに民族性を育める。

経験内容

朝青西陣支部では、愛国的大衆運動〈1(ハナ)〉期間に支部単位で民族性溢れる様々な活動を行い、その過程で幅広い同胞青年の民族性を育み、幅広い同胞青年を網羅していこうと目標を立てて運動を展開しています。

 

初めて取り組む活動であったため始動する前に地域役員及び一部の同盟員と民族性固守活動に関する学習会を行いました。そこで民族性固守活動を行う意義や重要性、またその可能性についての学習や討論を行い見解の一致をみました。

 

学習会では、①在日朝鮮人が日本に住みながらチョソンサラム(朝鮮人)と言える根拠、②民族性を育む活動について、以上二つの内容を学びました。①では労作やセセデの連載企画「私を成す民族性」、朝鮮新報の記事を用いて学習しました。②では朝青福岡県本部が行った民族性固守活動の経験を参考にして学びを深めました。

 

その後の討論では、民族性固守活動の重要性と可能性について話し合いました。

 

話し合いでは地域の拠点である支部が定期的に民族性溢れる活動を行うことは、民族と触れることない同胞青年に対して重要な空間になるということ、また幅広い同胞青年に対する教養の場に繋がる可能性を持った活動であると意見の一致をみました。

 

学習会や討論を経て、昨年12月には支部独自に民族文化センターを開設し、民族性固守活動の準備や当日運営などセンターが中心となり活動に取り組んでいます。

 

今年に入ってから本格的に活動が開始され、今は毎月第3週土曜日を「民族性固守活動の日」と定めて民族に触れる場を作っています。

2月に朝鮮料理作り、3月に民俗の遊び(トゥホ)体験、4月には講師をお招きし、京都市内のフィールドワークを行いました。5月は朝鮮将棋を習う予定です。

活動に参加した同胞青年からも普段あまり経験できないものばかりで、新しく学べることも多く楽しいと好評でした。

 

その他にも、同盟員の中で日本学校卒業生が多かったこともあり、イベントでウリマルを使うことが少なかった状況でしたが、会議やイベントを始める前にその場面でよく使うウリマルを学習することで、イベント中に日本学校出身の同盟員からウリマルが行き交うようになりました。

 

民族性固守活動を進めるにあたり、幅広い同胞青年の案内活動を積極的に行った結果、支部のインスタに投稿している活動を見て興味を持った同胞青年とDMで連絡を取れるようになり、民族的なものに興味があるという声を聞くことができました。

このように、朝青西陣支部では地域の拠点である支部が民族性溢れる活動を定期的に行うことで幅広い同胞青年に民族性育むことができ、同盟員の中で日本学校卒業生が多い中でもウリマルが溢れる活動に転換できるという経験を得ました。

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