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執筆者の写真chochong

みんなで力を合わせて

「子どもの権利条約」というものがある事を、正直最近知った。


この条約はその名の通り、子どもの基本的人権を国際的に保障するために定められた条約だ。子どもの権利は大きく分けると、①生きる権利、②育つ権利、③守られる権利、④参加する権利の4つ。つまりこの条約では、この4つの子どもの権利を国際的に保障してくれるということ。


この「子どもの権利条約」が締約国でしっかりと守られているか定期的に審査するのが「子どもの権利委員会」である。


この国連・子どもの権利委員会が「子どもの権利条約」の実施状況に関する日本の報告書審査を行ない、その場に国連朝鮮学校学生・オモニ代表団が参加するという話を聞かなければ、自分とはずっと縁遠いものだと思っていたに違いない。


審査が行なわれるのはスイス・ジュネーブ。

しかも、代表団はただ傍聴するのではなく、実際にその委員会の人達に朝鮮学校に通う子ども達の現状を知ってもらう為にロビー活動も行なう。


英語教師だったアボジとオモニの願いも虚しく、一切の英会話能力を持たない自分にとっては想像も出来ないような活動だ。


各地ではこの代表団を送るための「ワンコイン運動」なども行なわれ、自分も代表団として参加は出来なくとも、応援する気持ちをめいっぱい込めて微力ながら募金させて貰った。


こういう時、改めて同胞たちは力を合わせて頑張ってるんだなと実感する。


自分の得意分野や実力を活かして同胞社会に貢献したり、自分たちの想いを込めて募金活動を行なったり、それぞれが同胞社会の為に出来ることを頑張っている。


きっと朝青である自分には、出来る事がもっとたくさんあると思う。

これからも朝青の可能性や出来る事を模索し続けながら、同胞たちの為に頑張ろう。


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この審査の場に参加した国連朝鮮学校学生・オモニ代表団(総勢7名)による、その時の概要と代表団の活動について朝鮮新報で紹介されたので、是非ご一読ください!


(2019.1.29 趙)

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